独占欲 ※
微鬼畜?です…………
苦手な方はバックしてください。
静かな部屋に響くのは、
愛のない機械音と、
『ん……っ、ぁぁ……』
すでに力ない私の声。
それは時折高くなって、
『やっ、あっ、ぁああっ』
何度目かわからない絶頂を迎える。
「ふふっ、またイッたの?」
タオルで手を後ろで束ねられ、目の前の鏡に映る乱れる自身の姿。
椅子に長い脚を組んで座るニエルと鏡越しに目が合った。
「これで何回目?」
目を細めて微笑んでいる。
恥ずかしさから思わず目を逸らしてしまう。
『ね、にえっ…』
「ちゃんと鏡見てよ、」
『もぉ、やめ、よ…っ』
「やめる?そんなに気持ちよさそうなのに?」
『だっ、て ああああんっ』
陰部で容赦なく震え続けるそれは、私を休ませることを知らない。
「ほらね。ていうかさ、ヌナはどうしてこうなってるか忘れたの?」
ほんの数時間前。
宿舎に招待された私は、メンバーみんなの為に料理を作って、
食べ終わったあと片付けをみんなが手伝ってくれて、
みんなでお酒を飲んでトランプとかゲームとかしたりして……
お酒が弱かった私は確か寝てしまって…
酔ったのと今の状況のせいでそこまでしか思い出せない。
その後どうしたんだっけ…
でもここはたぶん、宿舎のニエルの部屋で…
「思い出した?」
『ごめっ、わかんな…っ』
「みんなヌナのこと気に入ってたみたいだねぇ」
ニエルが椅子から立ち上がってゆっくり近づいてくる。
振動を続けるそれに手をかけ、出し入れを始める。
『やあっだめっ、ああんっ』
手足の自由がきかないため声で抵抗することしかできない。
「警戒心が無さ過ぎるんだよヌナは。この声だって…」
口内にニエルの細長い指が挿し込まれる。
『ふっ、んんっ』
「ここは宿舎だよ?静かにしないとみんなに聞かれる」
今まで散々声を出していたのにそれがみんなに聞こえてたかもしれないなんて、
恥ずかし過ぎてもうみんなに会えない…
ニエルはどうしてこんなこと………
気付いたら頬が濡れていた。
「ヌナ…?」
ニエルもそれに気付いて、下で動かしていたそれと口内の手を抜いた。
『んっ、はあ…』
ようやく解放され、必死に息を整える。
ニエルは怒ってるんだ……
でもなんで…
『ニ、エル……』
「ごめんヌナ」
『え…』
「僕、独占欲強いみたいだ…」
まだ頭がまともに働かない。
ていうか、私が悪いんじゃ………
「ヌナお酒飲んだあと上着脱ぎ出してさ、」
なにそれ…
『私、そんなことしてた…?』
「下着姿にはならなかったけど薄着でメンバーもみんな見てて僕だんだん頭に血が上ってきて…」
『今みんなは…?』
「出て行ってもらった。今宿舎には僕らしかいないよ」
よかった。
少しで安心したところで気付く。
自分がまだ拘束されていることに……
『…とりあえずこのタオル外してくれない?』
「それはだめ」
『えっ…』
「だってヌナが悪いことしたのは変わらないからね?」
『じゃあ…』
カチャ、とベルトを外す音がした。
「このまましよ?」
完全に濡れきっているそこにニエルの熱い自身が宛てがわれ、ずんと奥を突く。
『ああんっそん、な、いきなりっ』
さっきまでの冷たい玩具とは違う。
それだけでいってしまいそうになる。
「すごい締め付け…あんなにイッたのに」
『にえっるが、あっ気持ちいっ、からっあぁ』
速まる律動にまた絶頂が近付く。
『ああっもっいっちゃ、んっ』
「はっ、やば、ヌナエロすぎっ」
まだイけるの?なんていたずらに笑うニエルも少し余裕がなさそうで。
『にえるっあっあああん』
「あ、ヌナぁ……くっ」
ニエルも一緒に達したのを感じながら私は意識を手放した。
リキ「ただいま〜」
チョンジ「ニエル、終わったか?w」
エルジョ「急にみんなで買い出し行けっていうから何かと思えば」
チャンジョ「ヌナは?」
ニエル「寝てる」
リキ「ヌナかわいそ〜」
ニエル「何がだよ」
チョンジ「彼女は大事にしなきゃダメだぞ〜?」
ニエル「………」
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うああああ
よくわかんない感じになってしまいました。
鬼畜?ニエルちゃんでした。