”『ごめん、ニエルのことそういうふうに見たことなくて…なんていうか━━━━』” そう言ってヌナは僕の告白を断った。 でも僕の気持ちはそう簡単には変わらなくて。 ”弟みたいに見てた” 確かにヌナはそう言った。 でもさ、 どうして僕を見て泣きそうな顔するの?…
昨日雨が降ったせいか、今朝は少し冷えていた。 ベッドの隅に追いやられた薄いタオルケットに手を伸ばして肩までかけ、寝返りをうった時、 『ひゃっ!!!』 瞬時に目が覚めた。 目の前には、天使のような寝顔。 『……ニエル?』 「ん、ん……」 さっきの私の驚い…
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